- 書いてくれた方★
- 20代(女性) / ペット種類:ミニウサギ
投稿内容
私が学生の頃にどうしてもウサギが飼いたくて、ペットショップで運命を感じたうさぎちゃんをお迎えしました。
うさぎの寿命は短いと言われていましたので、あまり長い時間は一緒にいれないだろうな…と思っていましたが、私の所のうさぎちゃんは9年11ヶ月も生きてくれました。
お迎えしたときはまだ生後1か月頃の子ウサギちゃんで、目もはっきり開いていなくて、トイレも何度も失敗しました。
だけど大人になるにつれてトイレもちゃんと覚えるようになり、だんだんヤンチャなうさぎさんに(笑)携帯の充電器は何度噛みちぎられたかわかりません。
パソコンの有線のマウスも噛みちぎられて、本当のマウスみたいになったこともありました。
私が何かで落ち込んでいるときは心配そうにこっちを見つめて、手をペロペロしてくれたり…ウサギなのに本当に私の気持ちをわかってくれてるのかな?と思う程に空気を察知できる子でした。
奥歯が伸びてご飯を食べなくなった時に、全身麻酔をして手術をおこないました。
手術後にお迎えに行った時は先生の手から離れた瞬間にこっちに飛んできて頭撫でて~!とおねだりしてくるカワイイ一面もありました。
そんな元気だったうちの子も9歳になった頃から歳のせいか昔ほどの元気はなくなってきていました。
その頃わたしは結婚式の準備におわれていて、実際あまりかまってあげることはできていませんでした。
だけど仕事が終わりお家に帰ると頭撫でて~!のおねだりはいつもしてきており、その年も一緒に年越しできると思っていました。
そして時間がたち結婚式当日を迎え、終わってお家に帰ってから写真を見せてあげたりしていつも通りの日々を送り、仕事も結婚式後に数日間お休みをいただいていたので、旦那とゆっくりとお出かけをして、明日からまた仕事頑張るぞ!と思っていたお休み最終日の夜。
明らかにいつもと呼吸が違ううさぎさん。
旦那に言ってもそんなことないんじゃないと言っておりましたが、9年間毎日一緒にいた私からしたら違いは明らかでした。
呼吸が荒くなり、少し歩いては倒れこみ、また歩いては倒れこみ。
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生きようと必死に頑張っていましたが、夜中に息をひきとりました。
9年11ヶ月の命でした。
天国に逝ってしまってからは、本当にさみしくて悲しくて現実を受け入れることがつらかったですが、もしこれが結婚式の準備中だったらもはや結婚式の準備どころではなくなるだろうし、結婚式当日であれば結婚式どころではなかったと思います。
終わってからのお休み初日でも、そのあとのお休みは楽しめなかっただろうし。
そう考えるとあの子なりに天国に逝くタイミングまで空気を察知してくれたのかな?と本当に思いました。
喧嘩したり一緒に笑ったり一緒に泣いたり…私に似て人見知りだったので、天国で他のうさぎさんと仲良くしてるか心配ではありますが、一緒に過ごした9年11ヶ月は一生忘れることのないかけがえのない思い出です。
体験談の投稿ありがとうございましたm(_ _)m。
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