一家離散状態の心を埋めてくれた愛犬

私とこの子が出会ったのはちょうど一年前です。

一家離散状態だったので、ずっと一人で暮らしていましたが、やはり寂しくて心の何処かで家族がほしいとずっと思っていました。

仕事に行っては、家に帰って寝るだけの毎日、同じことの繰り返しで退屈していました。

そんなある日、仕事に行く途中で出来たばかりのきれいなペットショップが目に止まり、元々動物が好きな私は、仕事まで少し時間もあったのでそのペットショップへと入りました。

その時黒い豆柴の男の子がすごくかわいくて、連れて帰りたい！と心底思い、店員さんに見積書などを出してもらいました。

でも給料日前の私にはきつい値段だったものでその日は諦めて仕事に向かいました。

そしてそれから一週間、ワンちゃんのこともすっかり忘れて居た頃。

友人に旅行に誘われて阿智村という場所に連れて行ってもらいました。

そこは夜空がキレイと有名な場所らしく、私は最初そんなに期待はしていなかったのですが

実際に見てみたらとてもキレイで「この景色を大事な人にも見せたい！」と思い、次の日友人に頼んで以前行ったペットショップへ旅行の帰りに連れて行ってもらいました。

しかしペットショップにはもう私のお目当ての黒い豆柴ちゃんは居なくなってしまっていて、私は酷くショックを受けました。

しかしそこで店員さんがおすすめしてくれたのが、今の子です。

「試しに抱っこしませんか？」と言われ、断りきれずに抱っこしてみたら…。

もちろんそのままお持ち帰りです。

抱っこしたときに、怯えながらも私の顔を舐めて、

小さく尻尾を振って喜んでいる姿が、今でも思い出せます。

今はこの子が家族になってくれたことを本当に感謝しているし、自慢の娘です。

大きな病気もなく、成長してくれたことが何よりの喜びです。

体験談の投稿ありがとうございましたm(_ _)m。

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