- 書いてくれた方★
- 50代(女性) / ペット種類:ロングコートチワワの五匹の家族
投稿内容
2011年3月11日、東日本大震災が発生。
私たち家族とチワワの家族は、震度6の地震。
住んでいる福島県は東京電力第一原発の事故で避難を余儀なくされました。
一年前に、六匹の赤ちゃんを産んで、他の3匹はお友だちのお家に、残りの3匹は我が家に。
余震と寒さに震え、車のなかで皆で車中泊を数日しました。
ペットショップは、開いてない市内のペットショップを回り、一軒のお店が開いてないいたので、買えるだけのエサと丈夫なケージを一つ買って、普段けんかをしますが、その時は、みんな寄り添うように一つのケージに入っていてくれました。
お母さんは子供達を一匹ずつ舐めてあげたりして、安心させていました。
まるで、人間のようでした。
そのうちに、原発が爆発!放射能も高くなりみんなで避難することに。
新潟方面にガソリンも少なくなってましたが、行けるところまで逃げよう!どうにかなる!と出発。
県境で少しガソリンを入れることができ、新潟市内の体育館にペットも一緒に入れる避難所があるときいて、そちらにお世話になることが出来ました。
ペットと人間は同じスペースには、入れませんが体育館の入口ホールに入れてもらい本当に助かりました。
翌日からは、新潟市保健所の方々、ボランティアの皆さんが次々と来てくださり、ケージ、毛布、エサ、洋服など沢山持ってきてくださり、寒くないようにすきま風を防いでくれたり本当に助かりました。
半年の避難生活で、体育館内で三度の移動はありましたが、その度に皆さんが助けてくれました。
避難所には、毎日、ボランティアの方、獣医師の方々が交代で顔を出してくださり、本当に感謝しております。
災害時、ペットを飼っているご家庭は、普段から数日分のエサ、水、毛布、おやつなど用意しておいたほうがよいと思います。
ペットも、恐怖感を覚えかなりのストレスがたまります。
その時は、ぎゅっと抱きしめてあげてください。
そして、一番大切なことは、絶対に一緒に避難してください!
どうにかなります。
遠慮なんてしなくていいんです。
実際に、避難生活でペットと一緒に入れて自分も心が落ち着くこともありました。
最期まで、一緒に暮らすことが飼い主の責任です。
幸せに暮らしましょう。
体験談の投稿ありがとうございましたm(_ _)m。
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【ペットの体験談について】あくまで投稿者様の個人的なペットに関する体験談になります。お話の内容の是非、真偽を問うものではないことをご了承ください。内容に関して実行される場合は自己責任の範疇でお願い致します。
これを読まれて自分の飼っているペットちゃんとの絆をもっと深めたいと思った方は記念写真を撮ってはいかがでしょうか?