- 書いてくれた方★
- 20代(女性) / ペット種類:ジャンガリアンハムスター
投稿内容
私が5年前に飼っていたジャンガリアンハムスターのお話をしようと思います。
見ていて辛いシーンが多いので苦手な方は読まない方が良いかと思います。
5年前、私は今の主人との赤ちゃんを授かりました。
マンションだったので犬と猫は飼えませんでしたが、
「妊娠中、家にいても暇だろう」と主人が気にしてくれてハムスターを飼うことにしました。
ペットショップには沢山のハムスターがいたのですが、
私が飼った「太郎」は、他のハムスターとは違い大きく、貫禄がありました。
第一印象は「ザ!おじはむ!」行動がおじさんぽくて個性的だと思い、即飼うことにしました。
太郎にはとても嫌な飼い主だったと思います。
妊娠中ずっと家にいるもんだと思っていたのですが、実家に帰ったり自宅に戻ったり。
行ったり来たりしていたのでストレスが溜まったのか、
ヒマワリの種や松の実をあげすぎたせいか、足が変形してしまい、ずって歩くようになってしましました。
病院をはしごしましたが、どこに行っても「小さいから残念だけど」ばかりで。
お薬を飲ませることになりましたが、その薬のせいか前足も変形してしまい、
今思い出すだけでも、何をどうすればよかったのか考えてもわからず、無知で無力だったことを謝りたいことでいっぱいいっぱいです。
そんな太郎は、私に色々癒しをくれました。
辛いだろうに、怒ってきたことはなかったと思います。
私が臨月に入った頃には太郎はトイレに行くことができなくなってました。
今思うと薬のせいだったのでは?と思います。
私が悪いのと薬のせいにしたいだけかもしれませんが。
もういっそ、安楽死にしたあげたほうがいいのか。
飼った理由が妊娠だったので、赤ちゃんと一緒に「ありがとう」と言いたくて長生きしてほしいとずっと悩んでいました。
完全に私のエゴだと思います。
毎日「予定日まであと〇日だね」と言いながら、不安で夜も寝れない状態でした。
そして娘が生まれる数日前、予定日だった日に太郎は天国に行ってしまいました。
その1週間後、帝王切開するかしないかと言われつつも、自然分娩で娘が生まれました。
きっと太郎は、予定日まで一生懸命生きていてくれたのだと思います。
だけど、頑張ったけど生まれるのが遅かったために力尽きたのかなと。
そう思うと、妊娠中一番サポートしてくれたのは太郎だったのでは?と思います。
ハムスターの寿命は、野生の場合は12ヶ月です。
10カ月で天国に行った太郎は、たった10ヶ月です。
医者に「短命だから」と言われて諦められた太郎は、「短命だから」という軽い言葉でまとめられるほどのものではありませんでした。
あと数ヶ月で6年になりますが、いまだに生き物を飼うことができません。
枕元にはずっと遺骨を置いています。
旅行先にも連れて行ってます。
これも太郎にとっては迷惑なのかもしれないけど大切なので。
どんなに小さな命でも重い。
命の大切さを教えてくれてありがとう。
妊娠中、癒してくれて、辛いだろうに一生懸命一緒にてくれて本当にありがとう。
ずっと大好きだよ。
と、もし太郎と会えて、日本語で通じるなら言いたいと私は思いました。
長文、私のエゴのせいで辛い内容でしたが、動物を大切にしていきたいですし、大事にしてくれる人が増えると嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。
体験談の投稿ありがとうございましたm(_ _)m。
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