- 書いてくれた方★
- 40代(女性) / ペット種類:猫、雑種、キジトラ、雌
投稿内容
我が家で飼っていた猫は、今年の6月に老衰で20年の生涯を終えました。
人懐っこくて賢く、とても優しい子でした。
その子が我が家に来たのは平成8年で、近所の方に子猫が生まれたからもらってほしいと言われ、私も猫が大好きだったので、すぐにもらいに行きました。
まだ、目も開いていない子猫でどうやって育てていいかも分からず、動物病院に育て方や必要なものは何か聞き行き、私なりに育て、なんとか自分でご飯が食べれるくらい大きくなってくれました。
小さなころはとてもやんちゃで、いつもカーテンに登り、カーテンが何枚あっても足りないくらい、いつもボロボロにされてました。
その子がだいぶ大人しくなってきた頃、次男が産まれ、鳴き声とかでビックリして引っかいたりしないかな?と心配してたのですが、まったくそんなこともなく、逆に、次男が泣き出すと、慌てて駆け寄り、次男のそばについていてくれました。
その後も次男だけではなく、誰かが悲しい気持ちでいる時は必ずそばで寄り添ってくれいてほんとに優しい子でした。
そんな優しい子が20歳になり、まだまだ元気でいてほしいと思っていた矢先に歯肉炎になってしまい、あっという間にに体は痩せ、弱り切ってしまいました。
歯肉炎の治療も考えたのですが、高齢という事もあり、麻酔をかけて処置となると、身体が耐えられないだろうと先生に言われ、入院して薬で様子を見ることになりました。
何とか持ちこたえればもう少し一緒にいられたのでしょうが、残念なことに、数日後に余命宣告を受けてしまいました。
家に連れて帰り、私も仕事を休み一緒に時間を過ごしました。
1週間ほどしてもう身体を動かせるほどの力も残ってないのに、主人が仕事に出かける時間に突然、ベッドから顔を出し主人を見つめたのです。
主人も「行ってくるね」と声をかけ出かけました。
その後、子供たちの見送りを済ませ、眠りにつきました。
でも、そのまま起きることは無く旅立ってしまいました。
あとから思うとあれが最後のお別れだったんだなと思います。
私はあの子が生きてるうちに頑張れとしか言っておらず、痛いのに苦しいのに、頑張らせてしまってたんだなと、今でもすごく後悔しています。
いつでも優しく私たち家族を見守ってくれたあの子にありがとうって言ってあげればよかったと今でも本当に後悔しています。
体験談の投稿ありがとうございましたm(_ _)m。
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