何が正しかったのか、今でもわかりません

猫のルナは、結婚してすぐに飼い始めた猫でした。

里親探しの掲示板を見て、ひとめぼれしたにゃんこちゃん。

最初からペットショップで購入して買うことを考えたことはありませんでした。

その時は、ペットショップの子は幸せな子、と思い込んでいました。

今となっては里親募集してくれる人に拾われてお世話になっている、掲示板に載っている子たちはペットショップの子よりも幸せなのかもしれないと思います。

ペットショップの在り方があんなに恐ろしいものだとは…とテレビで最近知って気が付きました。

里親さんから譲り受けたルナは、とても美人さんでかわいい猫でしたが、とっても猫らしい猫でもありました。

まさにマニュアル通り、気分によってべったり来たと思ったら、「シャー！」と言ってどこかへ行く。

えらそうに見えて小心者、失敗した後は何事もなかったように優雅に歩く（陰で体をペロペロして体を落ち着かす）など、猫らしすぎてそこが滑稽でそこがとてつもない魅力でした。

ただ、すっと自分の思うがままに生きているルナと生活すると、来てくれた時には相手にするけれど、静かにしていたら空気みたいな子でした。

そういう自然体の生活を続けたことはルナにとってどうだったのかな。

過ごしやすかったのかな。

こちらは最期の最期、ルナが亡くなる直前にしんどくなるまで、体調の不良には気が付かなっかったのです。

もう少し、病気という面だけでも気にかけてかかわっていたら、ルナは長く生きれたのかもしれない。

本当にそう思います。

ただ、ルナはその関りを快く思わないかもしれないし、それがストレスになるかもしれない。

何が正しかったのか、今でもわかりません。

ルナ、幸せだったかな？

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