- 書いてくれた方★
- 30代(女性) / ペット種類:雑種
投稿内容
小学5年生で庭付きの一軒家に引っ越しをした時、ずっと憧れていた犬を飼う事になりました。
保健所で保護されていた犬を飼い始め、ダンちゃんと名付け家族みんな可愛がり楽しい毎日を送っていましたが、我が家に来た時にはその子はフェラリアにかかってしまっていたのです。
獣医さんに診てもらったものの、何もしてあげる事が出来ずこれ以上増えないように予防をする事しか出来ませんでした。
段々症状が進んできて喉に何かがつっかえた様な咳を頻繁にするようになり、散歩をしている最中に突然固まってばたっと倒れてしまいました。
慌てて抱っこして病院に連れて行きましたが、病状の悪化は深刻でこれからもこういう事は起こるだろうと言われショックでした。
もう長くは生きられないという事です。
体調がいい時に散歩に連れて行き、その度に途中で倒れる事が続き段々と散歩にも連れて行かなくなりました。
私はダンちゃんの事を思ってそうしましたが、散歩が大好きだったので寂しかったかもしれません。
獣医さんと相談し、「一か八かになるが手術で寄生している虫を取り除く方法がある」と提案されました。
良くなればいいし、もしダメだったとしても今のしんどい状態で生き続けるより…という考えがあり手術をお願いすることにしました。
待合で待っていると看護師さんに呼ばれ中に入りました。
もう息を引き取りそうなダンちゃんがいました。
先生が思っていた以上にひどい状態で、ダンちゃんも手術に耐えられるだけの体力が残っていなかったのです。
みんなで「ダンちゃん!ダンちゃん!」と叫びましたが、ダンちゃんは手術室で息を引き取りました。
しんどくてものんびり家で過ごしていた方が良かったんじゃないか、もっと早く手術をしていればよかったんじゃないかと考えることはたくさんありました。
もっとたくさん散歩に連れて行ってあげればよかったね。
部活が忙しくなってからあんまり遊んであげられなくてごめんね。
もっと犬の勉強をしておけば良かったよ。
伝えたいことはたくさんあります。
ダンちゃんが我が家に来てみんなが幸せに暮らしていたので、ダンちゃんも幸せだったと思ってくれていると嬉しいです。
体験談の投稿ありがとうございましたm(_ _)m。
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これを読まれて自分の飼っているペットちゃんとの絆をもっと深めたいと思った方は記念写真を撮ってはいかがでしょうか?