- 書いてくれた方★
- 30代(男性) / ペット種類:雑種(親はコリーと柴犬)
投稿内容
今から13年以上前に飼い犬が老衰で天に召されました。
15才でした。
亡くなる2年位前から、加齢により心肺機能が衰えてきてきているにも関わらず、散歩中に走り回ろうとした為、急に呼吸困難に陥って何回か倒れたりしていました。
倒れている時は口を開けたまま目が半開き状態で本当に苦しそうだったのですが、しばらくジッと待っていると何事もなかったかの様にムクッと起き上がって普通の状態に戻っていました。
そうした中亡くなる2ヶ月前に、急に脊椎が痛み出したらしく、少し動くだけでキャンキャン鳴く様になり、まともに歩けなくなりました。
獣医の診断結果では加齢による脊椎湾曲が原因でした。
大好きだった朝と晩のご飯も自力で食べられなくなり、みるみる身体が痩せ細っていきました。
老犬になってからいつも玄関の中に絨毯を敷いて寝させていたのですが、亡くなる7週間前に何かの拍子で縄がほどけ、台所まで自力で這い進んでイタズラをしていたのが、最期の散歩となってしまいました。
その後はしばらくは弱々しい声で排泄の催促もしていたのですが、それも体力の低下と共にできなくなりました。
獣医の話によると、犬はある一部分が悪化すると一気に他の機能も悪化していくらしいのですが、私の飼い犬もその例外ではなく、亡くなる2週間前では癌を発症し、とうとう余命宣告を受けてしまいました。
飼い主の責任として最期までしっかり面倒を看ようと、母と私で交代で看病しましたが、最期の瞬間は何もできない自分自身の不甲斐なさに対して『ごめんよ!ごめんよ!』と私は泣き叫びました。
ただ、15年の生涯を共に過ごした家族に対し、最期の瞬間までしっかり立ち会い、別れの挨拶をした事で飼い主としての最低限の責任は全うできたと自らに言い聞かせています。
あれからペットは飼っていませんが、『プー助(ペットの呼称)』に対する感謝の気持ちは生涯消える事はありません。
体験談の投稿ありがとうございましたm(_ _)m。
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