今はスマホでインスタグラムに手軽にアップできる時代、誰だって「カメラマン」です。

しかし、やはりアマチュアカメラマンとプロカメラマンとでは写真撮影時に以下のような点が全く異なります。

一例を挙げると、、、

  • 経験値
  • 適切なライティング(光)
  • 構図
  • 背景のぼかし度合い
  • 焦点の合わせ方
  • 絶妙なタイミング
  • 持っているカメラ機材の性能

経験値

素人とプロカメラマンの最も違いが出る部分です。プロカメラマンは日々、写真と向き合っています。

圧倒的に撮影に対しての意識とそれまでの撮影枚数、視点が異なります。

ここに素人カメラマンとカメラ学校の学生と、プロカメラマンとの面白い比較があります。

この老人の写真を3者に見てもらうという実験をしました。

プロと素人の違い

こんな風に。

プロカメラマンと素人カメラマンの違い

プロ撮影と素人撮影の違い

その時、視線をコンピューターを使って、写真のどこを見ているのかを赤の線で追ってみました。

プロ写真とアマチュア写真の違い

すると、アマチュアとカメラ学校の学生とプロカメラマンとでは視線の動いていた範囲が全く異なっていたのです。

これがその違いです。

プロとアマチュアの違い

お分かりいただけたでしょうか。

視線の動かす数が

アマチュア:212回

カメラ学校の学生:445回

プロカメラマン:1197回

とプロカメラマンは素人カメラマンの5倍も動かしていました。

また見ている部分も違うのがわかるでしょうか。

真中部分はもちろん、4隅を非常に見ています。

これはプロデザイナーも同じです。1枚の画像を作るとき、4隅に非常に気を使います。

4隅に変な空間があると気になってしまうのです。

プロ撮影のこだわりが垣間見れたのではないでしょうか。