- 書いてくれた方★
- 20代(女性) ／ ペット種類：ミニウサギ
投稿内容
裏山にペットのウサギを逃がしてしまったことが最大の失敗です。
家は山間の集落で、自動車の通行もあまり多くない田舎です。
ウサギは普段はベランダで遊ばせているのですが、その日は新調したハーネスをつけてリードを繋いで家の前をちょこちょこと散歩させていました。
充分に楽しいんだかなというところで、家の中に入る前にリードを外してしまいました。
すると一瞬の隙をついてウサギが逃げ出してしまったのです。
いつもはやらないことで多少興奮していたのもあるのでしょう。
ウサギは家庭菜園をばっと横切って道路へ飛び出してしまいました。
そこにたまたま、いつもならあまり通らないはずの自動車が走ってきて、ウサギはさらにびっくり。
幸い山道で自動車の速度はなかったためウサギをはねることはありませんでしたが、驚いたウサギは向こう側の斜面へ上っていってしまいました。
私を始め、両親も追っていきましたが、臆病なウサギは竹やぶの深みへと上っていってしまいます。
時期は秋、枯れ草や枯れ木で溢れる山の中では、茶色いウチの子は紛れて見えなくなってしまいました。
しばらく探しましたが、人の手入れが行き届いているわけではない山の中、体力の消耗も激しくて捜索を中断しました。
かわいがっていたペットが唐突にいなくなってしまったことで家族は意気消沈。
ウサギの名を口にすることも憚られる一方、どうか無事でいてほしいという思いでいっぱいでした。
ウサギのことを考えてその晩は眠れずにいましたが、あくる日の朝、まだ早い時間でしたが母から「ウサギ見つけた」のメールが入りました。
同じくウサギが心配で眠れなかった母は、空が白んで間もなくウサギを探しに一人で山に入ったらしいです。
山の中で蹲っていたウサギを見つけ、好物のおやつを差し出し、ハーネスを掴んで捕まえたそうです。
本当に無事でよかったです。
教訓は、屋外で絶対にリードを外さないことと、臆病なウサギは追いかけてはいけないということですね。
体験談の投稿ありがとうございましたm(_ _)m。
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